当サイトについて
About This Website
何世代にも渡り続いた魔王軍とのレイドバトル(ウィーン大戦)が、ついに終焉を迎えました。
しかし、致命的なバグを抱えた我が国は既に終わったはずのレイドを、まるで『オーバーロード』のモモンガのように独りひたすらにやり続けています。
私が私淑する大賢者、元駐ウクライナ大使の馬渕睦夫氏は“藤色三部作(勝手に命名)”の第三作『ディープ・ステートの残滓が集まる日本でいいはずがない(徳間書店)』の中で、この事を次のように記されています。
プーチン大統領とトランプ大統領が世界の運営を行う状況にある現在、わが日本はいまだにバイデン政権当時の方向、日本を売り渡す亡国の道を歩んでいます。
馬渕睦夫, 『ディープ・ステートの残滓が集まる日本でいいはずがない』, 第1刷, 徳間書店, 2025, 32ページ.
結局、今何が日本にとって最大の問題か。繰り返しますが、日本だけが「孤立している」ということです。これをぜひみなさんに理解していただきたい。これを理解しないと、すでに過去200年にわたるグローバリストたちの洗脳によるウィーン会議体制が終わったということがわからないのです。つまり、民間の金融資本家が通貨発行権を持つ時代、一握りの金融エリートが通貨発行を通じて、世界の人々を支配する時代は終わった。
馬渕睦夫, 『ディープ・ステートの残滓が集まる日本でいいはずがない』, 第1刷, 徳間書店, 2025, 39ページ.

私は、我が国が抱える致命的なバグは、未だに多くの人がプロパガンダに踊らされてしまっていることに原因があると考えていました。
そこで「一人でも多くの“目覚めし冒険者”を勇者たちのもとへと送り出すこと」の必要性をこのサイトで訴えてきたのですが、馬淵大使はそんな私の浅はかな考えを、三部作の第一作『グローバリストの洗脳はなぜ失敗したのか(徳間書店)』の中で、『放っておけばいいのです』と一蹴しています。
縁がない人は放っておけばいいのです。(中略)
その人たちは、私たちとは別の人生を歩んでいるということです。皆さんが頑張って説得したり、無理に引き込む必要はないのです。なぜなら、頑張れば頑張るほど、こちらのほうが苦しくなってしまう。私たちの気持ちが通じない人はたくさんおられますが、それはそれでいいのです。それを尊重すればいい。「いまは縁がない」と考えればいいのです。
馬渕睦夫, 『グローバリストの洗脳はなぜ失敗したのか』, 第1刷, 徳間書店, 2024, 39-40ページ.

大使はむしろ、落武者を成敗することが必要だと示されているのです。
では私たちがやるべきことは何か。ウィーン体制の残滓、残りかすと戦うことです。憂うべきは、その残滓が日本に日々積もっているということ。
馬渕睦夫, 『ディープ・ステートの残滓が集まる日本でいいはずがない』, 第1刷, 徳間書店, 2025, 39ページ.
さらに、最近は『保守系ユーチューバー』が『詐欺まがいの情報発信』をしてビギナーを惑わしにきているので、「いまは縁がない人」を説得するのではなく「疑いはじめた人」に寄り添うことが大切だとも著されています。
次の標的になる危険が大いにあるのは、トランプ・プーチン体制から逆行し、いまだにプロパガンダが蔓延る日本なのです。しかも保守のユーチューバーを装って、今の日本に疑問を持ちはじめた人を惑わしてきている。
馬渕睦夫, 『ディープ・ステートの残滓が集まる日本でいいはずがない』, 第1刷, 徳間書店, 2025, 171ページ.
危ういのは「疑いはじめた人」です。人間は弱いゆえに、耳当たりのいい主張を鵜呑みにして依存する。誰かの意見を自分の意見と錯覚するわけです。これはこれで思考停止です。鞍替えしたにすぎない。ですから「疑いはじめた人」に寄り添って、押しつけることなく「気付き」のきっかけを共有すればいいのです。
馬渕睦夫, 『ディープ・ステートの残滓が集まる日本でいいはずがない』, 第1刷, 徳間書店, 2025, 50ページ.
私はこの教えを実践します。
「気付き」のきっかけ
The Trigger for Awareness
私が共有したい「気付き」のきっかけは「世界の現実はサブカル(≒現代人ならではの教養)に置き換えれば簡単に見破れる」です。
実は『ドラゴンクエストⅢ』『幽☆遊☆白書』『ファイナルファンタジーⅩ』『約束のネバーランド』『リコリスリコイル』『映画ドラえもん のび太と空の理想郷』『薬屋のひとりごと』……といった様々な作品は、敵の気付かないところで我々に大切なことをそっと教えてくれていたのです。
前回までのあらすじ
Previously in the Story
「トランプ関税」の本質を見抜けなかった私(たち)に、水瓶座の大賢者と呼ばれるムツオ・マブーチは、こう戒められました。
『自分の立ち位置っていうものがフラフラしてる人は、いくら他人の意見を聞いても真実が見えてこない』

そこで私は、習得はしたもののLv.1のままだった物事の本質を見破るスキル《マブチビジョン》の熟練度を上げるため、それまでバランス型だったパラメータを振り直し、マブーチ「極フリ」の特化型として立ち位置を定め、新たな実践を始めたのです——
情報収集は悪いことではりませんが、大きな流れを見失わないようにしたいものです。大きな流れの一部分を切り出して「ネタ」にするには誇張がつきまといますし、私たちの不安を煽る切り口や、怒りの感情を揺さぶる表現も存分に使うでしょう。そのあたりを見抜く視点、いわゆる「軸」を忘れずにいることが必要ですね。
馬渕睦夫, 『ディープ・ステートの残滓が集まる日本でいいはずがない』, 第1刷, 徳間書店, 2025, 98ページ.
※ 私は馬淵大使を“信”頼していますが、それは「信仰」の“信”ではなく「確信」の“信”です。
世間のことであれ、宗教のことであれ、何でも言われるがままに情じるものではありません。正しいか否か、なぜそのように言われるのかと、我々はしっかり調べて、自分自身の責任で納得していくべきです。
アルボムッレ・スマナサーラ, 『ブッダの教え一日一話 今を生きる366の智慧』, 第1版第10刷, PHP文庫, 2023, 172ページ.

ご注意ください
Warning: Point of No Return
繰り返しますが、この先に進み、一度大衆社会から飛び出してしまうと、本当に元の幻想の世界には戻れなくなってしまいます。そして、果てしない絶望が訪れます……。
ですが、その絶望の先にこそ、我々が取り戻せないように何重にも封印が施された我々の本来の生き方が眠っているのだと私は教わりました。
私は立ち向かいます。より多くの皆様の「気付き」を心よりお待ちしております。
今子どもたちに対して行われていることを見て見ぬふりをするべきか。あるいは、今ある知識を踏まえ、本当は関わりたくない問題をめぐる闘いの場へ踏み込むべきか。その選択に迷うには、私はあまりにも多くのことを知りすぎていた。障害を負った子どもを目にするたびに、私には何が起きたのかが分かってしまうのだ。
ディック・ラッセル, 訳 中尾由恵, 『ロバート・F・ケネディ・ジュニア <下> 悲劇からの復活と巨大権力への挑戦』, 第1版第1刷, 経営科学出版, 2025, 334-335ページ.